 絵本『のはらまつり』を紹介されている近藤さん |
「いのち」をテーマに絵本を創り続ける絵本作家 近藤薫美子さんが仁保中学校でお話しされます。
サイン会もあります。
近藤さんには、手づくり絵本の会でも2006年度の山口市民活動交流事業「生命の不思議、生命の大切さを共に学ぶ 『やまぐち☆むし☆図鑑』」の講師にお願いしました。
近藤薫美子さんは、「弱肉強食」「生と死」「再生」等、今まで子どもの本の世界ではタブー視されてきた世界を、自然の営みのあるがままに、大胆に、繊細に、そしてユーモラスに展開した絵本を発表し続けていらっしゃいます。
その絵本の根底には、「生と死の尊厳」「自然への畏敬」が流れています。
普段目にすることの少ない地面の下や、注意を向けることの少ない生き物の世界に託して、自分の世界を大切にしながらも、隣に生きるものとのかかわりを持っていくことの大事さ、命の連鎖ということなどを熱っぽく語られる近藤さん。
小さな虫たちのいのちをとおして「いのち」について中学生と共に考えてみませんか?
中学校を会場にお借りしますが、誰でも参加できますので、お気軽にどうぞ。
<近藤薫美子さんプロフィール>
大阪府生まれ。滋賀県在住。京都成安女子短期大学意匠科卒業。製菓会社企画室を経てフリーのイラストレーターになる。
主な作品に『にんきものずかん』『ねらってるねらってる』『くぬぎの木いっぽん』(BL出版)、『かまきりっこ』『つちらんど』『のにっき』(アリス館)、『のはらまつり』(童心社)などがある。日本児童出版美術家連盟会員。
日 時:2008年1月30日(水)13:00(予定)〜
場 所:山口市立仁保中学校
参加費:無料
主 催:こどもと本ジョイントネット21・山口
問合先:山口まで