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特定非営利活動法人あっと代表久保田美代こと、てとスタッフくぼっちゃんによるすてっぷ編「てとてとができるまで」を開催しました。
まず自己紹介を交え「てとてと(子育て支援の場)がなかったらどうしてる?を各自1分ずつスピーチしていただきました。
・アパートにいるか実家に行くかして、親とばかり話して活力がなかった
・暇を消すために仕事をしようと考えた
・外にでないで、心の平穏が保たれなかった
・外にでないので、おしゃれもしないので、心のメリハリもない
一歩外に出れた自分と、そうじゃなかった自分とを比較した時間でした。
その後、2グループに分かれてのワークショップ。
「幼少期のこどもたちに自分が必要だと思うこと」を挙げてもらいました。
各グループで、挙がった課題に対し
「自分が幼少期楽しかったこと、その時大人はどうしてた?」ほんの少し掘り下げ考え
その中には「てとでなきゃできないことは?」みつけてもらいました。
「では、てとてとは誰のための場ですか?」と各自考えながらのスピーチ、
・はじめは、子どもの為でしたが、今は、私の心のバランスをとるために、欠かせない場となっている。
という意見や、
・家族みんなの為の場所であり、てとで過ごすことで、家に帰って家族みんなにゆとりを持てた対応ができる。
など、参加者の各自の意見を言い合いました。
そしてくぼちゃんから、
「子育ては、地域でするもの。でも実際はとても難しい。
そんな地域での子育てをつくるためのてとてとは、きっかけのひとつ。
自分らしく楽しい子育てをてとてとで一緒に探そう!!と
・今現在育児中のママがほっと一息ついて元気になること
・10年後子育てを終えたママが、地域を支える人材となっていること
・20〜30年後 今の子どもたちが子育てするときに「地域で子育て」が実現していること
と、そんな思いを胸に2003年7月てとてとはオープンしました。」
その後、あっと設立の経緯を、くぼっちゃんの立場や思いを交えながらの説明に、参加者全員で耳を傾けました。ちょっとだけ気後れしていた自分を本音で語るその様子に、終始笑い声が、和やかに進められました。
質問タイムでは、
母であるくぼっちゃんが子育てで気をつけてることは?の問いには、
「私はこう思うけど子どもたちはどう思うかな?をなるべく聞くようにしている。」
と日常の子どもとの関係についても話してくれました。
最後に、私にもなにかできることがあるかな?から出発点です、動機は何でも不純でも、でもきっかけは大切にしてください。とエールをくださいました。
すてっぷあっぷ講習は、支援の一歩を踏み出すきっかけの場として講座を開催しています。今回の講座参加者プラス今回からの参加者の方もおられるなど、支援のきっかけの講座への関心も高くなってきています。来月は、「地域で子育て」ちょっと視野を広げての講座の内容となります。(津田多江子)